「米国歯内療法専門医」が担当
マイクロスコープを使用した
「米国式」根管治療
下記に当てはまる方、当院にご相談ください
- 「再治療」を繰り返している方
- 「抜歯」を宣告された方
- 治療したのに「痛み」がある方
抜髄ケースの平均来院数「2回」で完了
「セカンドオピニオン」にも対応しています
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03-3239-4182
「米国歯内療法専門医」が担当
下記に当てはまる方、当院にご相談ください
抜髄ケースの平均来院数「2回」で完了
「セカンドオピニオン」にも対応しています
当院には、歯科先進国であるニューヨーク大学歯内療法科で学んだ「米国歯内療法専門医」が在籍しています。難症例にも対応しておりますので、根管治療にお悩みの方は半蔵門デンタルオフィスへご相談ください。
愛知学院大学歯学部 卒業 | |
ミネソタ大学発生外科学教室客員研究員 勤務 | |
ニューヨーク大学歯内療法科 米国歯内療法専門医資格 | |
ニューヨーク大学歯学部大学院 卒業 | |
ニューヨーク大学歯学部臨床准教授 | |
ニューヨーク大学医学部ランゴンメディカルセンター 勤務 |
根管治療は再発が多く、悩みの多い病気と言えます。しかし、実は治療法によって成功率を上げることが可能です。具体的には次の通りです。
日本式の成功率:50%前後
米国式の成功率:90%以上
※1回目の根管治療の場合
なぜこのような大きな差が生じるのでしょうか?その理由は、治療時間や使用される材料、機材の違いにあります。日本式と米国式、それぞれの特徴を詳しく比較した表をご覧ください。
日本式 | 米国式 | |
ラバーダム使用 | 一般的には×or△ | 〇 |
使用する道具 | ステンレスファイル | ニッケルチタンファイル |
マイクロスコープ使用 | ×or△ | 〇 |
来院回数 | 4回~8回の来院 | 1回~3回の来院 |
治療薬 | ゴム | MTA |
保険適用の治療は日本の医療保険制度に基づくため、様々な制約が伴います。これに対し、自費治療(保険外治療)ではこれらの制限がなく、治療の自由度が高まります。
米国式根管治療のポイントは下記の3つになります。
それぞれの特徴をご紹介します。
根管治療は、歯の極微細な内部に焦点を当てた治療であり、その精密さはミクロン単位で要求されます。通常の視力では捉えきれない細部まで正確に扱うため、高い精度が必要とされます。
そのため、当院では治療部位を詳細に「見える化」するために、次の2つの技術を導入しています。
1つがCT撮影。
もう1つがマイクロスコープの活用です。
通常のレントゲン撮影では「2次元」の画像ですが、この方法では視野が限られ、問題がある部分を見逃すリスクがあります。しかし、CT撮影により「3次元」での撮影が可能となります。3次元画像によって、2次元では見過ごされがちな問題点も明確に確認することができます。
以下の画像は一般的な2次元レントゲンとCTで撮影した画像を比較したものです。2次元レントゲン画像では、赤丸でマークされた問題部分が見えにくいため、「問題はない」と誤って判断されることがあります。
仮にそのまま放置されると、気づいたときには手遅れになってしまうこともあります。CT撮影を活用することで、このような重大なリスクを未然に防ぐことができ、より正確な診断と効果的な治療計画の立案が可能になります。
マイクロスコープ、または「歯科用顕微鏡」とも呼ばれるこの機器は、肉眼の視力を数十倍に拡大する能力を持ち、治療時の視野を大幅に広げます。下の画像では、「同じ部位」を肉眼とマイクロスコープで見たときの視野の違いを比較しています。
マイクロスコープを使用することの利点は、その拡大能力により、より繊細で精密な治療が行えることが一目瞭然です。細部までクリアに見えることで、治療の質が向上し、以下のメリットが生まれます。
根管治療において「再発率が高い」とされる原因を掘り下げると、多くの場合が「治療中の細菌感染」によるものです。治療を受けているにもかかわらず、なぜ感染が起きるのか疑問に思うかもしれませんが、主な原因は「唾液」に含まれる細菌が患部に侵入することです。
この問題を解決するためには、唾液の侵入を完全に遮断することが重要です。その解決策として使用されるのが「ラバーダム」という道具です。
ラバーダムは、治療対象の歯をゴムのシートで隔離し、外部からの細菌の侵入を防ぎます。これにより、治療部位を清潔に保ちながら作業ができ、治療の精度も向上します。
欧米などの歯科先進国ではラバーダムの使用が一般的で、ほぼすべての根管治療で利用されていますが、日本では利用率がまだ数%と非常に低いのが現状です。
ラバーダムを利用することで、治療中の視認性が向上し、細菌感染のリスクを減らすことが可能となります。当院では、自費、保険適用に限らず必ずこのラバーダムを使用しています。
米国式根管治療では、治療の成功率を高めるために「ニッケルチタンファイル」、「EDTA」、「次亜塩素酸ナトリウム」、「MTAセメント」などを使用します。
ファイルは、根管内の感染部分を除去するために使用されます。一般的にはステンレスファイルとニッケルチタンファイルがあるのですが、当院では「ニッケルチタンファイル」を採用しています。
このファイルは非常に柔軟性が高く、通常のステンレス製ファイルと比較して、より効率的かつ精密に感染部位をクリアにすることができます。
EDTAは消毒剤の一種で、歯の削りカスなどの不純物を溶解することができます。EDTAを使用することで、根管内部をクリアにし、細菌の栄養源となる可能性のある残留物を除去します。これにより、根管内での細菌の増殖を防ぎ、感染の再発リスクを減少させることができます。
次亜塩素酸ナトリウムは、強力な殺菌効果とともに、人体への影響が少ない薬剤として知られています。次亜塩素酸ナトリウムは根管内の微細な部分まで浸透し、ファイル使用時に生じた削りカスを効果的に溶かします。
根管内に僅かに残る可能性のある細菌も除去され、根管治療後の再発リスクが大幅に減少します。
根管内の殺菌が完了した後は、「根管充填」を行います。根管を隙間なく充填して再感染を防ぐため、当院では「MTAセメント」を使用します。患部の殺菌に加え硬化時に膨張する特性があるため、歯の間を緊密に塞ぐことができます。唾液などの侵入を防ぎ、二次感染のリスクを軽減できます。
通常の根管治療では難しい歯の根に膿が溜まった場合は、多くの場合、抜歯を推奨されることが一般的です。
しかし、当院ではこれらの難しい症例に対しても、技術と最新の治療方法で抜歯をせずに治療を行うことが可能です。
「歯根端切除術」は、歯の根の先端部分に蓄積した「膿」を外科的に除去する治療方法です。
歯の根の先端に炎症が起きると、膿が溜まり、歯茎が腫れることがあります。この段階になると、通常の根管治療では効果が不十分で、場合によっては抜歯が検討されることもあります。
しかし、歯根端切除術によって歯茎の外側を外科的に開き、問題のある歯の根と炎症を起こしている膿の袋を取り除くことで、抜歯を回避できることがあります。
当院では、「セカンドオピニオン」も受け付けています。セカンドオピニオンとして根管治療についてのご相談は多く、それは多くの患者さんが根管治療に関して不安や疑問を抱えているからだと考えられます。
当院でのセカンドオピニオンでは、単に話を聞くだけにとどまらず、最先端の技術を駆使して具体的な診断を行います。具体的には、マイクロスコープを活用した根管内の動画撮影を行い、患者さんに現状を直接ご覧いただきます。この映像を基に、以下の情報を提供し、患者さん自身の状態をご説明します。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。