「説明責任」の徹底
当院では、患者さんが治療内容を理解、納得してから治療を行っています。専門的なお話も、資料をお見せしながら、丁寧にお伝えさせていただきます。説明の中で不明点や疑問点があれば遠慮なくご質問ください。
また、どのように優れた治療法でもデメリットが必ず存在します。当院では、治療法のメリット・デメリット両方をお伝えさせていただき、その上で患者さんご自身に治療法をお選びいただきます。
治療後の再発を防ぐ「原因療法」
一度治療を受けたら、再治療を受けることは避けたいものです。患者さんも、同じ思いを抱いていることでしょう。
では、それを防ぐために必要なことは何でしょうか。それは、「問題の原因を正確に特定し、その原因に対して適切に対応すること」です。
問題が発生したということは、必ず何らかの原因が存在します。その原因を解消しない限り、いずれ同じ問題が再発することは避けられません。
当院では、原因の追究と対処を徹底しています。具体的には、治療前に行う詳細な診査診断に力を入れています。ここでは、その診査の一部をご紹介します。
CT検査
当院では、3D画像が撮影可能なCTを導入しています。このCTは、通常のレントゲンでは確認できない領域まで鮮明に映し出すことができるため、隠れたトラブルの早期発見に役立ちます。従来のレントゲン以上に詳細な診断が可能となり、より精密な治療計画を立てることができます。
プライバシーに配慮した「個室」診療室
患者さんのプライバシーを守るために当院は個室の診療室を完備しております。周囲の患者さんを気にする必要がないため、リラックスした状態で治療を受けられます。治療や費用に関する質問も聞きやすい環境ですので、不明点があればお気軽にご質問ください。
また、個室にすることで院内感染のリスクも軽減できるため、安心して治療を受けられます。
「予防歯科」の充実
当院では、最新の予防システムである「GBT(Guided Biofilm Therapy)」を導入しています。従来の予防方法とは異なり、「バイオフィルム」に着目した治療を行うのが特長です。
バイオフィルムは、口の中にいる細菌が集まって作る「ねばねばした膜」のことです。この膜は歯や歯茎に付着し、歯垢(プラーク)の主な成分となります。このバイオフィルムの除去はセルフケアでは難しく、歯科医院で行う一般的なクリーニングでもすべてを除去することはできません。
当院ではこのバイオフィルムを右の写真のように染め出し視覚化します。このようにした上で、EMS社の「エアフロー」を使用してバイオフィルムを除去していいきます。
一般的なスケーラーではバイオフィルムは除去できませんが、エアフローを称することで、歯の表面や歯間、歯周ポケットに付着したバイオフィルムを効果的に除去することができます。
こうした歯科医院での定期的なクリーニングとセルフケアを組み合わせることで、口腔内の衛生状態をしっかり維持できます。