「痛み/不快感」を抑えた
虫歯治療
- 「高倍率ルーペ/マイクロスコープ」の活用
- 神経を守る「MTAセメント」
- 抜歯を回避する「エクストリュージョン法」
歯科恐怖症の方におすすめ
「睡眠無痛治療」6.6万円
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歯科恐怖症の方におすすめ
「睡眠無痛治療」6.6万円
虫歯治療は歯を削ったりケースによっては神経を除去したり抜歯をすることもあるため、苦手意識をお持ちの患者さんは多いと思います。実際に、過去に痛みを伴う治療体験から、歯医者を避けるようになったという声もよく耳にします。
しかし、時代と共に歯科技術は進化を遂げており、今日では虫歯治療は「ほとんど痛みを感じない」ことが一般的な認識となっています。「半蔵門デンタルオフィス」でも、痛みを最小限に抑えた虫歯治療を行っています。具体的に当院が行っている取り組みについてご紹介します。
治療を受ける際、多くの方が注射の痛みを心配されます。当院では、患者さんの不安を軽減するために「表面麻酔」を採用しています。これは、注射部位に麻酔薬を事前に塗布し、麻酔が効いた状態で注射を行う方法です。この処置により、注射の痛みは大幅に軽減します。
針の細さは、注射時の痛みに大きく影響します。当院では、患者さんの不快感を最小限に抑えるために、「極細針」を使用しています。この極細針を用いることで、注射の際の痛みを大幅に軽減できます。さらに、表面麻酔を併用することにより、治療時の痛みをほとんど感じることはありません。
麻酔液が冷たい場合、注射時に痛みや不快感を感じやすくなります。理想的な麻酔液の温度は人の体温に近い温度であるとされています。当院では、専用の保温装置を使用して麻酔液を体温近くまで温め、注射時の痛みや不快感を軽減しています。
麻酔液の注入速度が速すぎると、細胞が急激に膨張し、それが痛みの原因となります。当院では、この問題を解消するために「電動麻酔器」を導入しています。この器具は、麻酔液の注入速度をコントロールし、一定の速度でゆっくりと注入することが可能です。
当院の痛みを抑える様々な取り組みをご紹介しましたが、それでも「歯医者が怖い」と感じる方はいらっしゃいます。
特に「歯科恐怖症」の方々や、口内に何かが触れるだけで反射的に吐き気を感じる「嘔吐反射」をお持ちの方のために、当院では「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を行っています。
この治療法では、鎮静剤を点滴で投与し、患者さんがほぼ眠っているような状態で治療を受けることができます。そのため、治療中の痛みや恐怖を感じることなく、快適に治療を行うことができます。自費治療となりますが、当院では6.6.万円(税込)でご提供しておりますので、ご興味のある方はお気軽いにご相談ください。
一般的に多くの歯科医院では、歯が痛むとすぐに「神経を取る」治療が行われがちです。しかし、歯の神経(歯髄)は血管を含む重要な組織で、歯に必要な栄養を供給しています。神経を取り除かれた歯はその供給が途絶え、時間が経つにつれて脆くなってしまいます。
当院では、歯の健康を長期にわたって維持するために、安易に神経を取ることなく、可能な限り神経を残す治療を心がけています。もちろん、状況によっては神経を取ることが適切な選択となる場合もありますが、それぞれのケースに最適な治療を選択し、患者さんの歯を健康に保つ努力をしています。以下、詳しくご説明します。
虫歯を取り除いた部位に「MTAセメント」という充填材を使用することがあります。MTAセメントは、強力な殺菌効果で治療部位を除菌してくれるため、再感染のリスクを減少させます。
また、この材料は硬化時に膨張する特性があり、歯との隙間を最小限に抑えることが可能です。これにより、細菌が侵入し再発する可能性を効果的に防ぐことができます。
虫歯が深く進行し、神経の近くまで到達した場合、多くの歯科医院では神経を抜く処置を選択しがちです。
しかし、当院では「覆髄法(ふくずいほう)」という術式を用いて神経を残せる可能性があります。この方法では、MTAセメントを使用して神経を直接覆い、その強力な殺菌効果で神経近くの虫歯菌を除去します。さらに、MTAセメントが硬化することで、治療部位を密閉し、将来的に細菌が侵入するのを防ぎます。
虫歯が神経に到達した場合、一般的には神経の除去が推奨されますが、炎症が神経の一部に限定されている場合、すべての神経を取り除く必要はありません。
当院では「部分断髄法」という方法を採用しており、炎症を起こした神経の部分のみを選択的に切除し、MTAセメントで覆って可能な限り神経を守る治療を行っています。
今までの虫歯治療では、患部を広範囲に削り取り、その後被せ物や詰め物で修復する方法が一般的でした。しかし、これにより健康な歯も無駄に削られることが多く、結果として歯の寿命が短くなるリスクが生じます。
特に、再発時にはさらに多くの歯を削る必要が出てきますが、削る量が限界に達すると抜歯が避けられなくなります。当院では、この問題を解決するために、次の取り組みを行うことで、虫歯の部分のみを緻密に削り取り、健康な歯を守っています。
虫歯治療において、患部と健康な部分の正確な区別は極めて重要ですが、肉眼だけその判断を行うのには限界があります
「半蔵門デンタルオフィス」では、「マイクロスコープ」と「高倍率ルーペ」を使用することで、治療部位を十数倍に拡大し、「虫歯の部分のみ」を緻密に削除しています。どちらも視野を肉眼の数倍~十数倍まで拡大してくれる機器で、治療の精度向上になくてはならないものです。
歯は削り過ぎてしまうと、脆くなり後に抜歯になる可能性が宅なります。そのため、当院では「う蝕検知液」という特殊な検査薬を使用しています。
この検査薬は虫歯菌に感染した部分にのみ反応するため、一目でどこか感染しているか分かります。色が付いた所=虫歯に感染した部分となるため、その部分のみを削ることで、歯の削り過ぎを回避できます。
進行した虫歯や他の口内問題が原因で抜歯が必要になることは珍しくありません。抜歯後には、「入れ歯」、「ブリッジ」、「インプラント」といった選択肢がありますが、これらは患者さんにとって負担が大きく、自然な歯と同じ嚙み心地や機能性には限界があります。
当院では、抜歯を避け、できる限り患者さんの自然な歯を保持する治療を優先しています。以下で詳しくご説明いたします。
※全ての症例で抜歯を完全に避けることはできません。状況によっては、抜歯が必要となる場合もあります。
虫歯が進行すると、通常、「抜歯」を宣告されます。特に、歯の冠部(歯茎が出ている部分)が失われ、通常の被せ物を取り付けるための土台が不足している場合は抜歯が避けられません。
しかし、当院では「エクストリュージョン」という治療法を用いて、抜歯を避けて治療を行うことができる可能性があります。エクストリュージョンは、矯正治療技術の一種で、歯茎から埋まっている歯の根をゆっくりと引き出す方法です。本来なら抜歯が必要な状況でも、引き上げた歯根を利用して適切な被せ物の土台を作ることができ、抜歯を回避することができます。
虫歯が進行すると歯が侵食され短くなり、被せ物をする土台ができなくなるケースがあります。その際に行う治療が「クラウンレングスニング」です。
具体的には、歯冠の長さを増やすために周囲の歯肉や骨を部分的に除去し、歯の一部を露出させます。この処置により、被せ物などの装着が必要な場合に、土台を作り出すことができます。
治療中は「ラバーダム」という特殊な歯科材料を使用します。ラバーダムは、治療対象の歯周囲を清潔に保ち、唾液や細菌の混入を防ぐためのもので、治療の精度を高めると同時に患者さんの快適性も向上させます。
神経を取った後に歯の根で炎症が再発し、根の周囲に膿が溜まってしまうことがあります。この場合、根管治療で対応可能な場合もありますが、炎症が極めてひどい場合、通常は抜歯が選択されがちです。
しかし、当院では「歯根端切除術」という治療法を用いて、このような状況下でも抜歯を避ける治療を行っています。歯根端切除術は、歯茎を切開し、歯の根の先端部分と炎症を引き起こしている膿を除去する治療です。感染源が取り除かれた後の空洞は血液で満たされ、自然治癒過程で骨が再生されるため、元の健康な状態に近づけることが可能です。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。